【子供の連れ去り問題】告訴の即日受理に成功しました

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本日、子供連れ去り案件で、警察に未成年者誘拐罪で告訴状を提出しに行き、その場で受理させることに正解しました。

令和4年の犯行でしたが、未成年者略取誘拐罪は継続犯ということで、告訴期間の6か月を過ぎていたことについては何も突っ込まれませんでした。

また、犯行の態様ですが、一番よくある、学校に子供を迎えに行ってそのまま連れ去って帰ってこなかった、というものでした。

本件は、車で迎えに行って車で連れ去ったという事案ではなく、徒歩で迎えに行ってそのまま徒歩で連れ去った点が少し問題にされるかと思っていました。

というのも、車で迎えに行った事案では、車に乗せて運転を開始した時点で「自己の支配下に置いた」と言えますが、徒歩で連れ去った場合、理論的には、子供が走って母親から逃げ出すこともできるので、「自己の支配下に置いた」といえるかどうかが問題になるかと考えたからです。

しかし、ここも特に問題にされることはありませんでした。

今後は、被害者である父親の供述調書の作成、母親を呼び出して取り調べた上で供述調書の作成、連れ去り現場である学校付近の引き当たり捜査（被疑者である母親を現場に連れて行き、「ここで子供を連れ去りました」という意味でその場所を指で示させてその写真を撮る捜査です。）等を遂げた後、検察庁へ送致するとのことでした。

その後はやはり検察との勝負です。

精一杯頑張ります。

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