【子供の連れ去り問題】告訴状の提出に成功しました。
2024/01/31
ブログをご覧いただきどうもありがとうございます。
今日はまた、子供連れ去り案件の話です。
子供連れ去り案件で、未成年者略取罪での告訴状の提出に成功しました。
今日中に上司の決裁を通して、明日、正式な受理になるとのことでした。
今回の案件は、0歳児を抱いていた父親の腕を、母親が思い切りほどいて奪い去ったという非常に悪質な案件です。
計画的な犯行であることを表現するため、告訴事実の冒頭に、「被告訴人は、子を連れ去って別居することを企て、」という文言を入れました。
また、母親が奪い取った子供を、近くにいた祖母に渡し、その後、祖父の運転する車に乗せた、という事実があったので、「被告訴人らは、共謀の上、」という文言を入れて、3人とも共犯として告訴事実を書きました。
警察は、明日中に告訴状を正式に受理すること、速やかに父親から詳しい事情を聞くこと、母親、祖母、祖父の3人を被疑者として呼び出して取り調べること、現場の実況見分を行うこと、犯行再現を行うことを約束してくれました。
このような内容の捜査は、一般の刑事事件で必ず行われる捜査です。
これを警察が約束しているということから、警察の本気度がうかがえます。
今後の私の活動予定は以下のとおりです。
まず、父親の母親に対する処罰感情を、私が父親から聴き取って書面にして、これを父親に渡して事情聴取の際に持って行ってもらい、供述調書に記載してもらうこと。
以前ブログにも書きましたが、警察は、「私は、犯人のことを許せないので、厳重に処罰して下さい。」程度の処罰感情しか記載しません。
ここをもっと具体的にするのです。
例えば、子供に会いたくて仕方がない、子供のことが心配でならない、子供を連れ去られてから夜も眠れない、食事も進まない、仕事に手が付かない、死にたくなることもある、といった具合です。
実際、連れ去り被害に遭われた方は、そうだと思います。
ここを調書に入れてもらわないとだめなんです。調書を読むことになる検事の印象が大きく違ってきます。
なので、これを私が書いて父親に持っていってもらって、警察に調書に入れてもらう、ということです。
次に、検事へのはたらきかけです。
警察での捜査が完了すると、検察に送致されます。
そして、担当検事が決まった段階ですぐ、担当検事に以下のことを書面で申し入れます。
まず、母親、祖父、祖母全員を検察庁に呼び出し、取り調べをすること。
次に、取り調べの結果、必ず供述調書を作成すること。
最後に、必ず公判請求(起訴)すること。
この公判請求(起訴)を求める理由を山のように書きます。
その際、子供の連れ去り被害に遭われた多くの被害者の方の意見を参考にさせていただきます。
警察は動くようになりました。
次は検察です。
やり方はいくらでもあります。
私は戦います。
ブログをご覧いただきましてどうもありがとうございました。
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