【子供の連れ去り問題】被害者の気持ちは本人にしか分かりません。
2024/01/23
ブログをご覧いただきましてどうもありがとうございます。
私は、現在44歳で、小学校に通う男子がひとりおります。
そして、私は、子供を連れ去られたという経験がないので、子供を連れ去れてしまった被害者の方の気持ちを理解することは絶対にできません。
なので、私は、「その辛いお気持ち、よく分かります。」という言葉は絶対に口にしません。
弁護士である私にできることは、少しでもこの「辛い気持ち」を理解できるようにつとめ、被害者の方に寄り添って、適切な法的アドバイスを提供することだけです。
被害者の方から詳しくお話をお聞きして事案の内容の十分に理解した上で、まずはご本人の気持ちを第一に尊重します。
被害者の方が「告訴してほしい」とおっしゃられれば告訴を基本に考えます。
しかし、なんでもかんでも告訴すればいいというわけでもないので、事案によっては、その後にひかえる調停や審判などに備えて、被害者の方が不利にならないよう、私独自の視点も入れて、告訴をすべきかどうかを検討します。
そして、被害者の方とよく話し合ってから、告訴をするのです。
とにかく、弁護士である私にできることは、子供の利益を最優先に考えつつ、被害者の方の手元に子供を戻すこと、少なくとも、面会交流だけは実現させること、その面会交流も、1か月に1度30分間だけという無意味なものにさせないこと、だけです。
そのために告訴が必要だからしているのです。
決して警察に告訴を受理させることだけが目的ではありません。
本日は、このことをご理解いただきたく、このブログを書かせていただきました。
ブログを最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
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