【子の連れ去り問題】調査官との戦い方を考える
2024/01/04
ブログをご覧いただきどうもありがとうございます。
子供の連れ去り問題について、家庭裁判所調査官の調査及び調査報告書の腐敗した実態については、以前のブログで紹介したとおりです。
kiryu-hagemu-law.jp/blog/detail/20231215093628/
裁判官は、調査官の言いなりですから、家裁での勝負は、相手方や裁判官との戦いというよりも、調査官との戦いであると言えます。
今、我々に許されていることは、自分の依頼者(連れ去られ親)と調査官との面談の際の立ち会い、子供と連れ去られ親との試行面会を見る、程度のことです。
しかし、実際は、調査官は、当事者双方の自宅へ行ったり、子供の祖父母や親族(監護補助者)と面談したり、子供が通っていた学校の担任との面会などを(形式的に)行っています。
私は、今後、子供の連れ去られ事案の依頼を受けたときは、次のようにしようと考えています。
①依頼者と調査官との面談を録音する。
②調査官が依頼者宅へ行く際、同行して立ち会う。
③監護補助者との面談に立ち会い、録音する。
④学校の担任との面談の際の立ち会いを要求する。立ち会えれば録音する。
しかし、上記のうち、許されるとしたら、②だけでしょう。
①、③、④の録音は、まず調査官が認めないでしょう。
なぜだ!と迫れば、裁判官の判断をあおぐといい、そこで裁判官が出てきて、「認めない」と言ってくるでしょう。
そこで私は裁判官と徹底的に戦います。
現段階の家裁の腐敗した運用では、裁判官が「認める」と言わなければ、録音はできないでしょう。
秘密裏に録音すると、今度は私の身に危険が及びます(懲戒請求など)。
しかし、録音は非常に重要なのです。
なぜ録音が重要かというと、調査官は、関係者の話を、「連れ去った者勝ち」の結論を導くためにつまみ食いでしか報告書に記載しないからです。
録音しておけば、このような不正をさせないことの担保になります。
裁判官と徹底的に戦っても、現在の腐った家裁の裁判官は、絶対に認めないでしょう。
それでも、私は、録音を要求することに意味はあると信じています。
私は「裁判官が絶対に認めないからだめだ」と最初からあきらめてはいけないと思います。
強く要求するだけでも調査官に多少なりともプレッシャーをかけることができると思います。
腐った家裁を変えるには、戦わなければなりません。
私は、最初から諦めることはしません。
以上、今日は、家庭裁判所調査官との戦い方についての私の考えを書いてみました。
最後までブログをお読みいただき、どうもありがとうございました。
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